株式会社SOLABLEフォレスト

事業内容

Our Services

弊社は森林に新たな価値創造と林業及び木材関連産業の活性化を目標に掲げ、2016年より山林の取得を開始し、本格的に森林事業へ参入致しました。カーボンニュートラル、森林経営管理法の施行や森林環境税の導入等、森林への注目高まる時代潮流を背景に、日本の林業の抱える様々な課題解決に向けて挑戦すべく、社有林をフィールドにスマート林業を取り入れながら、次世代へとつなぐ森林アセットマネジメントに取り組んでいます。また森林不動産売買の支援も開始し、グループ会社を通じて、林業から住宅までのバリューチェーン構築を進めています。

素材生産/
森林認証の取得

Service#01
Material Production

四国地方で約3000haと新潟県に森林を保有しています。

徳島県三好地域の山林においては地元の林業事業体と連携し、森林整備および搬出間伐施業による素材生産を通じて林業生産事業を展開、年間約7,000㎥の木材を搬出しています。
森林資源のデータ取得・解析を行い、適切なゾーニングに合わせた多様な森づくりに挑戦しています。
所有山林の集約化を進め施業地の拡大を図るとともに、伐採し収穫した木材の代わりに新たな若い樹木を植えることで、資源循環を促し次世代につなげる木材林業生産地として主伐再造林事業に取り組んで参ります。

私たちは適切な森林経営を行い、森林認証を取得しています

FSC®認証(Forest Stewardship Council®︎)は、森林減少など世界の森林が抱える問題や市民の環境意識の高まりを背景として、1994年に設立された国際的な森林認証制度です。世界中の様々な利害関係者の合意により定められた、環境・社会・経済のバランスのとれた 10の原則、70の基準に基づき森林管理を審査、認証するFM認証、林産物の加工・流通プロセスを対象とするCoC認証があり、独立した第三者機関が厳正な審査を行います。FSC認証品は、買い⼿に対して環境に配慮した選択肢を提供するとともに、森林保全に貢献することが期待されます。
一方SGEC(Sustainable Green Ecosystem Council)は、日本発の森林認証制度であり、主に国内の森林資源に焦点を当てています。SGECは、森林の持続可能性と環境保全を重視し、森林管理者が一定の基準を満たしていることを認証することで、消費者に信頼性の高い木材や森林製品を提供します。
FSCとSGECは、森林の可能性や環境保全、社会的責任に焦点を当てた認証制度であり、消費者に信頼性の高い森林製品を提供する役割を果たしています。それぞれが異なる範囲で活動しているものの、共通の目標である持続可能な森林管理を実現するために貢献しています。

林野庁HP: http://www.rinya.maff.go.jp/j/keikaku/ninshou/con_1.html

【森林認証に関するコミットメント】

当社は、適切な森林経営を通じて、環境保全や森林資源の保護、温暖化防止に貢献します。
・森林認証の要求事項を遵守、実施し、維持に努めます。
・当社森林認証マニュアルを遵守・実施し、見直しを図ります。
・このコミットメントは、社内・社外に公表すると共に、取引先、協力業者へも周知し、理解と協力を要請します。

株式会社SOLABLEフォレスト
代表取締役 西田信一

スマート林業

Service#02
Smart Forestry

ドローンを活用した森林資源情報整備やGIS、ICT等の先端技術の導入による業務効率化及び森林管理を推進。

ドローンを活用した森林資源情報整備を推進しております。より精細な資源量情報を取得し解析することで、森林経営やアセットマネジメントに必要なシミュレーションが可能になります。また電波の届かない林業地での通信環境の整備、ICT等の先端技術の導入による現場作業の見える化と業務効率化に取組み、林業の価値向上を目指しております。

対象地域内で抽出された樹幹領域の全体図
抽出された単木の樹冠境界線の詳細

J-クレジットの創出

Service#03
Japan Credit

森林経営事業から派生する、森林認証やJ-クレジット等の付加価値にも着目し、森林が有する新たな価値の顕在化を目指します。

社有林の森林整備によりカーボンクレジットの創出(J-クレジット)を行っております。 適切な森林管理に伴うCO₂吸収量に基づいて認証されたJ-クレジットをこれまで7,805t-CO₂を創出しています(2023年10月現在)。徳島県の社有林を中心に今後も継続的に創出を予定しています。

J-クレジットとカーボン・オフセット

SOLABLEフォレストはカーボン・オフセットに貢献するJ-クレジットの創出に取り組んでいます。カーボン・オフセットとは、法人・個人・団体などが自らの排出する温室効果ガスの排出量を認識するとともに削減に努め、削減が困難な部分については排出量の購入や他の削減プロジェクトの実施によって削減を実現するという考え方です。 私たちは森林の整備を始めとする取り組みによって、温室効果ガス排出量を削減し、削減量を「いつ」「どこで」「誰によって」創出されたかが明確なJ-クレジット(≒環境価値)として販売しています。

株式会社SOLABLEフォレストのJ-クレジットの内容

認証年度
2017〜2022年度
プロジェクト
徳島県三好市 高知県黒潮町の森林経営活動による森林吸収プロジェクト
事業概要
間伐事業

お問い合わせ

J-クレジットのご購入に関するご相談、お問い合わせは、下記のお問い合わせフォームからお問い合わせください。

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森林不動産事業

Service#04
Forest Real Estate

山林の潜在的価値に着目した森林事業

森林不動産事業では、森林売買取引を通じて森林不動産取引市場の形成を目指し、森林の流動化と売買取引の活性化を図ります。また、森林が有する潜在的価値を可視化することで適切な価格形成を実現し、より一層の流動化を促進します。